滋養強壮に、ブリ(はまち)を。

ブリ

秋から冬にかけて体を太らし、

だんだんと脂が乗ってくるブリ(ハマチ)。

 

魚体が大きくなると共に、

呼び名もハマチからブリへと移りゆき、

これからの季節、

ますますおいしくなってきます。

 

鉄分も豊富で、

貧血予防にもよいとされるブリ。

 

さらに注目したいのが、ブリの脂質。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

EPA(エイコサペンタエン酸)。

が含まれていて、

脳を活性化してくれたり、

動脈硬化の予防への効果が期待されています。

 

ありがたいことに、

酸化しやすいといわれるDHAやEPAに対して

ブリの場合、この酸化を防いでくれる「ビタミンE」も

たっぷり含まれるているのが、

頼もしさでもあります。

 

 

ちなみに。

 

風邪予防や、

なんだかちょっと体が疲れたな…

という時の食卓でのスタミナ料理として

お肉ではなく!?

ブリを使った料理を、ぜひオススメします。

 

これから、冬を迎えるにつれて

刺身だけではなく、

煮つけにして食べる方も多いと思います。

 

煮つけた後の煮汁、

こちらにも栄養がたっぷり。

(臭み消しにもなる生姜を入れる方も多いと思います。)

 

全ての煮汁を、とは言いませんが

うなぎの蒲焼のように!?

ご飯等と一緒に頂くなどして、

捨てずに身と一緒に食すと、滋養強壮に大変よいと

いわれています。

 

魚の脂質は、体への負担なく

良質な栄養を取り入れることができるので

これからの季節、風邪予防や

なんだかちょっと体が疲れたな、

という時のスタミナ料理として

力強い相棒になってくれます。

 

 

 

今日は文化の日。

 

日本人にとって馴染み深く、

スーパーなどでも見かけることが多いブリは

わたしたちにとって、身近な魚として

“魚食文化”の一旦を、担い続けてきた魚でもあります。

 

海という自然。

気候や水温を含めた生育環境。

生産者や漁に携わる人々。

 

さまざまな糸が紡ぎ合って

つないできた魚食という文化について

改めて、思いを馳せた1日でもありました。

 

 

 

 

 

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