タチウオの栄養

クセがないタチウオ。
ポン酢でさっぱりと
刺身で楽しむのもおすすめですが。
火を通しても
身質がなめらかなので
さっと下味をつけて、唐揚げにしても
とてもおいしく、子供も喜ぶ一皿に。
ちなみに。
タチウオには、オレイン酸が
豊富に含まれています。
オレイン酸は、
悪玉コレステロールを低下させると
いわれています。
魚の栄養素として特徴的な
DHAやEPAなども多いので
脳を活性化したり、
動脈硬化などの予防も期待できるとか。
夏バテなどに効くとされる
レチノールも多く含むので
残暑が残る今の時期に
心強い食材なのであります。
ついでに、
免疫力を高めるためには
抗酸化作用のある
β-カロテンとの組み合わせが良いそうなので。
ニンジンなどを
食べ合わせとして意識すると
より一層、タチウオという食材の力を
引き出すことができます。
近年は、天然魚の不漁が
全国的な特徴として続いています。
タチウオも例外ではなく。
県内でも、以前に比べると
水揚げの時期、量に至るまで
水揚げ量の減少傾向が続いています。
大漁であれ、不漁であれ。
大事なことは、
水揚げされた魚たちを
それぞれの特徴に沿って
おいしく頂くこと。
に、変わりありません。
刺身に、惣菜に。
おいしさ・栄養面も含めて
魚たちが本来持っている
食材としての力は
知れば知るほど心強く、
改めてありがたく思うのであります。